CROWNⅡ全文 和訳 LESSON 9
By admin | 7 月 13, 2008
Lesson 9 Why Symmetry?
第9課 なぜ対称なのか?
トラだ、トラだ!明るく燃えている
夜の森の中
死のない、どのような手か目が
汝の恐れおののいたシンメトリーを形作れる/火を付けられるのだろうか?
P.134
もしかしたら、他の惑星には生命が存在するかもしれない。
ジュンの学校の科学クラブは、他の惑星の生物がどのような見た目をしているかということについて話し合っている。
それらには腕、脚、そして顔があるのだろうか?
ジュンは、リサーチをしてみることにした。
これは、彼が発見したことである。
P.135
宇宙には、何十億の星を含む、何十億という銀河系が存在するため、宇宙のどこかにはもしかしたら生物が存在するかもしれない。
しかしながら、私たちの太陽系にさえ、他に生物がいるのかということを誰も本当は知らないのである。
私たちは、火星にさえ生物が存在するかどうか知らない。
もし、他の惑星で生物が進化してきたとしたら、それらは私たちの知っている生物と共通の特徴をもっているのだろうか?
私たちは確実には知らないが、少なくとも推測することは出来る。
地球上では、生物は球形対称で始まり、2方向へ進んだ : 円錐対称の植物界と左右対称の動物界である。
P.136
どのような惑星における生物の進化も、似たパターンをたどるであろうと考えられる十分な理由がある。
海に浮かぶ原始的な単細胞の生物は、自然に球形の形状をとるであろう。
しかし、一度それが海底、もしくは陸地に定着すると、上下の違いができるのである。
植物の根付いた先は、上の方の先とは明らかに異なる。
しかしながら、海中もしくは空中には、前後または左右を区別するものは何もない。
この理由で、植物はほとんどの場合、円錐対称を形成するのである。
動物の形状はどうだろうか?
イソギンチャクについて考えてみなさい。
それらは何かにくっついていて、自らの力では動くことが出来ない。
それらは、たいてい円錐対称である。
クラゲなどの、動きの遅い動物も同じ対称をしている。
これらの動物は、海中に浮かんだり、もしくは海底に位置しており、全方位からも等しく食料と危険がやってくるのである。
P.137
しかしながら、ある種が素早く動き回る能力をもつとすぐに、その動物の前後には違いが発達する。
海の中では、素早く動き回る能力をもつ動物は、食料を探すのに大いに有利である。
魚は、口が後ろについているよりも、前方の先についている方がより効率的なのである。
目は、前方の先の近くについている方が、より効率的なのである。
P.138
もし、後ろに目がついていたら、魚は自分がどこへ向かっているか見えないであろう。
要するに、水の中で泳ぐという単純な事実が、進化の間に動物の前後の違いを作り出すという結果をもたらしたのである。
同時に、重力が動物の上下に似た違いを生じさせていた。
左右はどうだろうか?
海の中には、左右の違いを重要にするものは何もないということに、あなたは簡単に気づくであろう。
魚は、前後の違いに遭遇する。
なぜなら、1つは魚が進む方向であり、もう1つは魚がやってきた方向だからである。
P.139
また、魚は上下の違いにも遭遇する。
もし、上へ泳げば、魚は海面に達する。
もし、下へ泳げば、魚は海底に達する。
しかし、もし左右に曲がったとして、魚はどのような違いに遭遇するだろうか?
何もない。
もし左に曲がれば、魚は海を見つけ、それは右に曲がった場合にみつける海と全く同じなのである。
重力のような、一方向へと水平に作用する力は存在しない。
これらの理由によって、ヒレや目のような特徴は、左右の面に等しく発達する傾向にあるのである。
P.140
さらに生物の形状について推測することは可能であろうか?
もし、他の惑星に動物がいるとしたら、それらは地球上に存在する動物と何か共通点があるのだろうか?
その答えは、yesである。
別の惑星の見知らぬ海で泳ぐ魚は、尾やヒレを手段として動き回るであろう。
別の惑星の空中で飛ぶ生物は、翼を手段として動くであろう。
陸地の上では、動物は脚を手段として動き回るであろう。
それよりも単純な方法があるだろうか?
あなたは車輪を想像するかもしれないが、車輪が進化することは難しいであろう。
P.141
もし、別の惑星の生物が地球上の人間のような知性を進化させたとしたら、それは少なくとも人間のような特徴を
もっているだろう。
目、耳、そして鼻が顔のような形を形成することには、相当の理由があるのである。
腕の先に指を持つということには、明らかな利端がある。
保護のために、脳は堅いケースの中に入っていなければならず、出来る限り地面から離れていなくては
ならないのである。
他の惑星の海、陸、そして空に奇妙な見た目をした生物が住んでいるというのはありえることである。
しかしながら、それらは私たちが動物と認識することが出来ないほど奇妙であるという可能性は低い。
これは、単にそれらの体が左右対称であるだろうからである。
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